腕時計
腕時計は遺品整理の中でも特に見落としが多い品目です。特に昭和から平成初期にかけては、「良い時計を持つことが社会的ステータス」とされていた時代がありました。
そのため会社員の方でも、
- ロレックス
- オメガ
- セイコー
- シチズン
などの時計を購入しているケースがあります。
実際の現場では、「動かないから捨てようと思っていた時計」を確認したところ、ブランド腕時計だったため数十万円の査定になった事例もあります。時計は壊れていても価値が残る場合があるため注意が必要です。
古銭・記念硬貨

古銭や記念硬貨は、遺品整理の際に金庫や引き出しの奥から見つかることが多い品物です。
現在70代以上の方の中には、趣味として古銭収集を行っていた方が少なくありません。また、昭和時代には記念硬貨を収集する文化も広く浸透していました。
例えば、
- 東京オリンピック記念硬貨
- 天皇陛下御即位記念硬貨
- 地方自治法施行記念硬貨
などを保管しているご家庭もあります。
実際の現場では、「ただの昔のお金だから価値はないと思った」というご家族から相談を受けることがありますが、発行枚数が少ないものや保存状態の良いものには額面以上の価値が付くことがあります
また、古銭については専門知識が必要なため、一見すると普通の硬貨に見えるものでもコレクター市場で人気がある場合があります。そのため、古い硬貨や紙幣がまとまって見つかった場合は、自己判断で処分しないことをおすすめします。
骨董品・美術品
骨董品や美術品は、遺品整理の中でも特に価値の判断が難しい品目です。現在80代前後の世代は、高度経済成長期やバブル期に骨董品収集がブームとなった時代を経験しています。
そのため、
- 掛け軸
- 茶道具
- 陶器
- 花瓶
- 日本画
- 木彫り作品
などがご自宅に残されているケースがあります。
実際の現場では、「ただの古い掛け軸だと思っていた」「祖父が飾っていただけだから価値はないと思った」という品物が査定対象になることもあります。
もちろん全てに価値があるわけではありませんが、有名作家の作品や希少性の高い作品であれば思わぬ価格になることもあります。特に箱や鑑定書が残っている場合は、一緒に保管しておきましょう。
昭和レトロのおもちゃ・ホビー用品
近年特に人気が高まっているのが昭和レトロのおもちゃやホビー用品です。
現在50代から70代の方が子どもだった頃は、
- 超合金ロボット
- ブリキ玩具
- ソフビ人形
- ミニカー
- 鉄道模型
- ラジコン
などが大流行しました。
当時はどこの家庭にもあったようなおもちゃでも、現在では現存数が少なくなり、コレクターから高い需要があります。
実際に遺品整理では、「子どもの頃のおもちゃだから捨てようと思った」という段ボールの中から、現在では入手困難な商品が見つかることもあります。
特に、
- 箱付き
- 説明書付き
- 未開封
の状態であれば査定額が大きく変わることがあります。押し入れや物置の整理をする際は、一度確認してみることをおすすめします。
楽器

楽器も遺品整理で意外と価値が付きやすい品物です。
1960年代から1980年代にかけては、
- フォークソングブーム
- エレキギターブーム
- バンドブーム
があり、多くの若者がギターを購入しました。また、高度経済成長期以降は、「子どもにピアノを習わせる」家庭も増え、ピアノや電子オルガンが一般家庭に普及しました。
そのため現在でも、
- ギター
- ベース
- サックス
- トランペット
- バイオリン
などが実家に残っていることがあります。
実際の現場では、「何十年も弾いていないから価値はない」と思われていたギターに査定額が付くケースもあります。特に有名メーカーやヴィンテージモデルは高く評価される傾向があります。
